【クラップ散歩】MIHO MUSEUM
皆さんこんにちは!
今回のクラップ散歩は滋賀県甲賀市にあるMIHO MUSEUMです。
設計したのはイオ・ミン・ペイさん。
ルーヴル美術館のピラミッド等で有名な中国系アメリカ人の建築家です。
最初に入ったのはチケット売り場とレストランの棟でした。美術館棟はここから7分程歩いたところにあります。
電気自動車に乗ることもできましたが、せっかくなので歩くことにしました。振り返ると門が待ち構えています。
桜並木の間を抜けるとトンネルが見えてきました。間接照明が使われていて、外から入る光と合わさって幻想的です。足音や話し声が反響せず、とても静かで不思議な感覚でした。
トンネルの先には吊り橋が。ケーブルがロケットのようですね。
美術館棟の外観は入母屋造りで、いきなり日本風です。丸窓のような自動ドアや整然と並ぶ四角い外灯が独特の雰囲気を醸し出しています。
美術館棟に入ると、段々天井が高くなり、外観からは想像がつかないほど開放的で光で満たされていました。
正面は外に開くような形をしていて、一部分だけルーバーがありません。思わずそこに向かって歩きたくなりますね。
こちらは館内の階段。
階段に対して踊り場が斜めで、外に鋭く飛び出すような形をしています。
手摺は丸く曲げられていて形の対比が面白いです。
こちらの階段は二手に分かれる形をしています。
腰壁の中に手摺が納まっていて、思わず触ってみたくなるデザインです。
展示を見終わってエントランスに戻ると、外が曇り、全体的に暗くなっていました。
建物内にいながら天気や時間の移ろいを感じられ、まるで自然の中にいるようです。
廊下のブラケットライトが屋根のトラスと合っていてとてもかっこよかったです。
光っている姿は別の場所で見ることができました。窪みがあることで、ひし形のラインが浮かび上がっています。
以上、MIHO MUSEUMでした。
桜の季節にまた訪れたいと思います。